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蒸し大豆の歴史


和食(蒸し大豆ごはん、味噌汁、鮭、昆布、大豆とひじきの煮物)

和の伝統食材「大豆」を継承していくために

「大いなる豆」とも言われる「大豆」。
その小さな豆の中には、日本人の健康を支えてきた大きな力があります。
和食の基礎とも言える「みそ」や「しょうゆ」には大豆が欠かせませんし、豆腐や納豆、凍り豆腐、油揚げ、きなこなど、様々な食品として食卓を支えてきました。
このように「大豆」は和食における象徴的な食品であり、大豆なしに和食を語ることはできません。

また、大豆が体にいいことはとてもよく知られていて、その栄養成分は近年ますます見直されています。
日本人が長寿大国となったのは、肉類ではなく大豆や米など植物性のタンパク質を摂ってきたからだと言われています。

しかしながら現代では、幼少期や青年期に豆類や大豆を食べる頻度や機会が減り、食べる習慣がほとんど無い人もいます。

このプロジェクトでは、大豆のおいしさ、歴史や価値を一人でも多くの方に知っていただき、継承すべき大切な食材である大豆を広めていくことが重要であると考えています。

そこで、豆類や大豆をもっとおいしく、さまざまな食べ方で親しんでいただけるよう、食育やイベント活動、情報発信を通じて大豆や豆に興味を持ってもらう活動を進めていきたいと考えています。

おいしい「大豆」をさがして

大豆に親しんでもらうためには、何よりも「おいしい」ことが大切です。

日本において、食料として使われる大豆の自給率は約7%。たったの7%しかありません。
その国産の大豆の中でも、もっともおいしい大豆を探しだすことを目標としました。
そもそも「おいしい大豆」とはどういったものなのでしょうか?
同じ大豆でも、含まれる脂質や糖質など、品種によって栄養価が異なります。

そこで、日本国内の大豆の生産地から、大粒で煮豆にするとおいしいと評価の高い大豆を取り寄せ、十数種類の大豆の味を調べ、加工した時にもっともおいしい大豆を追求しました。

北海道の大豆畑(富良野市美瑛町)

「蒸し」という最良の調理法

次に、どの調理法が大豆を最もおいしく食べられるか?と考えた時、昔から味噌に使う蒸した大豆がおいしいことに辿り着きました。これが蒸し豆の発想につながったのです。

「蒸し」調理は、シリコンスチーマーやタジン鍋のブームなどにより現在では当たり前になっていますが、蒸し豆が誕生した10年以上前には手間のかかる調理法として避けられていました。
素材本来の甘みやおいしさ、栄養を逃さず閉じ込める「蒸し」という調理法は、素材の持つ力を存分に発揮できる最良の調理法なのです。

せいろ蒸し大豆


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