レポート①紅大豆の蒸し豆も登場「山形かわにし豆の展示会」2017年12月


豆のディスプレイ

山形かわにし豆の展示会とは?

“豆のあるまち かわにし”をキャッチフレーズに、蒸し豆プロジェクトのサポーターである「やまがた里の暮らし推進機構」が2015年から主催してきた「山形かわにし豆の展示会」。
インタビュー「We♡蒸し豆」にご登場いただいたマメリエ®の皆さんによるお洒落な豆の食べ方提案など、さまざまなプロモーションも話題を集め、新聞、テレビ、雑誌などでもしばしば紹介されるようになりました。

そして、山形から遠く離れた東京で開催される「豆の展示会」も年を追うごとに注目度がアップ。
初回の2015年には3日間で1700人を集めましたが、3回目となる今年は、同じ3日間でのべ5650人が訪れる大イベントへと成長を遂げています。

複合施設「上野桜木あたり」外観豆のオブジェ

会場は東京都台東区の複合施設「上野桜木あたり」。
「上野桜木あたり」は、昭和13年に建てられた三軒家(お店・工房・住まい)をリノベーションした施設。
3店舗を使い、展示・物販・実演・試食・セミナーなど、多彩なプログラムが行われました。
豆・豆加工品や豆モチーフのアクセサリーなどの展示・販売などのほか、郷土の豆料理を味わったり、縁側の石臼できなこを挽いたりといった体験型のコーナーも人気でした。

川西町で栽培される「紅大豆®」と、「蒸し豆」の魅力を伝えるセミナー

12月2日の午後、蒸し豆プロジェクト主催の無料セミナーを2部入替制で実施。
紅大豆@を使った“蒸しサラダ豆”を製造・販売している食品メーカー(株)マルヤナギ小倉屋から講師を招き、「豆で健康になろう!~おいしくて、かしこい豆の食べ方教えます~」と題したお話と、蒸し豆を使った料理の試食会が行われました。

「豆で健康になろう」セミナー看板

テーマは話題の「腸活」と豆。
腸内環境が健康に与える影響や、腸内環境を整えるための食事のヒント=食物繊維をしっかり摂ること、食物繊維を豊富に含む豆とそのおいしい食べ方まで60分間しっかり学びました。
豆にたっぷりと含まれる食物繊維が腸内環境を整える手助けをすることや、蒸し大豆を食べた人の善玉菌が増えたデータの紹介など少々専門的な内容でしたが、ほぼ満席の会場からは笑いが起こったり質問が出たりと、皆さんとても熱心に聞き入っておられる様子が印象的でした。

講師を務めた(株)マルヤナギ小倉屋の尾鷲美帆さんは、川西町の「紅大豆®」の大ファンで、
「どんなに体に良くても、おいしくなければ食べ続けるのは難しいですよね。その点、紅大豆®は甘みたっぷりで風味がいいし、いろどりもキレイ。蒸し豆なら、カンタンに毎日食べることができますよ」
とニッコリ。

健康について学んだ後は、お待ちかねの試食タイムです♪

「紅大豆®」の蒸し豆を使ったレシピを試食

蒸し豆のレシピ試食の時間、最初に登場したのは、おにぎり。
川西町産紅大豆®を含め、4色の国産大豆がミックスされた蒸しサラダ豆が散りばめられ、カラフルで見た目にもおいしそう。
「炊き上がったご飯に軽く塩をふって、あとは蒸し豆を混ぜるだけ。パックから出してスグに使えるので、時短レシピに便利ですよ」
と調理を担当した、マルヤナギ小倉屋の服部貴美子さん。

山形名物「芋煮」

モンゴル料理「ホーショール

日本のソウルフード「おにぎり」

次に出てきた山形名物の「芋煮」にも、蒸しサラダ豆がトッピングされていました。
山形の出汁醤油を使った味付けは、「カラダにしみる優しい味だねぇ」と好評!

そして最後に、神戸国際大学の留学生・ハスチチガさんが作った、揚げたての「ホーショール」。
「わぁ、おいしそう!」と歓声があがりました。
「太陽餅」の別名を持つホーショールは、ハスさんの故郷であるモンゴルの伝統料理。
お祝いの席などでふるまわれることも多いとか。
サクサクの生地の中に、熱々のラム肉と蒸し豆がぎっしり詰まっていて、食べ応えも栄養も満点です♪

インターンシップをきっかけに川西町や紅大豆の大ファンになったというハスさんは、
「蒸し豆とひき肉だから火の通りが早いです。皮も手づくりなんですよ。」
とオリジナルレシピを配布。

参加者の皆さんは、お腹も心もすっかり満たされて、会場を後にしました。

作り方は以下のページで紹介しています。

蒸し豆おにぎり
材料(2合分)
蒸しミックス豆 100g
お米 2合
小さじ2/3

節分汁
材料(2~3人分)
蒸し大豆 50g
豚こま切れ 60g
にんじん 1/4本
玉ねぎ 1/4個
里いも 中2個
味噌 20g
だし昆布 5g
500ml
ごま油 小さじ1
青ねぎ 適宜

「紅大豆」は、川西町が管理する登録商標です。
≪登録番号第 第5274437号 、第5997855号≫
「紅大豆」は、長年川西町で栽培されてきた地大豆「赤豆」と山形県をイメージする「紅花」との造語として命名したものであり、川西町で栽培される地大豆「赤豆」に使用される名称です。