蒸し大豆を食べると善玉菌が増加する
健康な成人男女を対象に、1日50gの蒸し大豆を2週間続けて毎日朝食時に摂取してもらいました。
すると、善玉菌のビフィズス菌が4.4倍に増加。
糖の吸収を抑える働きをもつ菌であるプレボテラ菌も2.7倍に増加しました。
健康な成人男女を対象に、1日50gの蒸し大豆を2週間続けて毎日朝食時に摂取してもらいました。
すると、善玉菌のビフィズス菌が4.4倍に増加。
糖の吸収を抑える働きをもつ菌であるプレボテラ菌も2.7倍に増加しました。
腸内細菌は、エサである食物繊維やオリゴ糖を食べることにより増殖。
全身に機能して良い影響を与える「有機酸」を生み出していきます。
その有機酸の中でも、今回は特に酢酸とプロピオン酸で増加傾向が見られました。
酢酸やプロピオン酸には、免疫細胞を活性化し、腸管上皮細胞のバリア機能を高めたり、大腸炎を抑えたりする働きが知られています。
蒸し大豆を食べることで、腸内の有機酸が改善される傾向にあることが分かりました。
排便量にも増加傾向が見られ、便通改善の効果が示唆されます。
今回のヒト試験で、蒸し大豆には便通と腸内環境を改善する効果があることが確認されました。
蒸し大豆はそのままでも、サラダやスープに入れても美味しく召し上がれます。
1日50gの蒸し大豆で、あなたも腸内環境の改善にチャレンジしてみませんか?