いつもの食事に大豆をプラス!簡単「蒸し豆(蒸し大豆)ダイエット」
なかなかダイエットが成功しない2大原因とその理由
代謝が悪くなっている
実は、同じように食べていても「食べたものを効率よくエネルギーに変えられる人」と「そうでない人」がいるんです。
これは「代謝のいい人」と「代謝の悪い人」の違いで、ダイエットをする上ではとても大切。
筋肉がついている人や体温が高い人は代謝が高く、食べたものがエネルギーとして消費されやすいんです。
つまり、代謝が悪いと、少ししか食べていないのに消費されずに脂肪としてたまりやすいということ。
それってすごく損をしていますよね!? 解消するためには何が必要なのでしょうか。
まずは、「たんぱく質」をしっかり摂ること。
カロリーを摂らないようにお肉やお魚を控えると、たんぱく質が不足してしまいます。
筋肉が作れず、かえって痩せにくい体になってしまう…ということもあります。
また、体を冷やすものばかり食べるのもNGです。
腸内環境が悪くなっている
お腹周りが痩せない、下腹ぽっこり…。
それは、便がしっかり排泄されずにガスが溜まっているのかも。
腸内環境が悪くなると、人によっては肥満を加速させてしまう菌が住み着いてしまうこともあるんです!
腸内の状態をよくするには、何と言っても食物繊維をしっかり摂ること。
そして、腸内の善玉菌のエサになるオリゴ糖を摂ることが大事です。
野菜サラダをよく食べているから私は大丈夫…、と思っている人も要注意!
生野菜は水分が多く、食物繊維をじゅうぶんに摂ることができていない場合もあります。
食物繊維とオリゴ糖が含まれている食品をプラスすると◎
あなたはどっち? 原因をセルフチェック!
「私はどっちのタイプなんだろう?」と気になってきますよね。
セルフチェックで2つ以上チェックがつく人は要注意。両方チェックがつく場合もあるかもしれません。
☑ダイエットのためにお肉はあまり食べない
☑お昼は菓子パンやおにぎりが多い
☑ほとんど運動はしない
☑手足が冷えやすい
☑寝つきが悪い
↓
代謝が低くなっているかも!
☑野菜はサラダで摂る
☑お昼はパスタやサンドイッチが多い
☑ヨーグルトやキムチ、納豆はあまり食べない
☑便秘がち
☑腰周りがとくに痩せにくい
↓
代腸の動きが鈍っているかも!
原因改善に摂りたい栄養素と、おすすめ食材「大豆」。
原因がわかったところで、なかなか普段の食生活をガラッと変えるのは難しいですよね。
そこでオススメなのが、「プラス大豆ダイエット」。
やり方は簡単。いつもの朝食やランチに大豆をプラスするだけ!
たったそれだけで、不足しがちな栄養を補うことができるんです。
大豆には、ダイエット成功を助ける成分がたくさん含まれていますが、今回はそのなかから主な3つについて解説します。
①たんぱく質
大豆は肉にも負けない良質なたんぱく質が豊富。カロリーや脂質も低めなので、しっかり食べても大丈夫。
また、大豆のたんぱく質中に含まれている「β‐コングリシニン」は、体脂肪のもとになる中性脂肪を低下させると言われています。
②食物繊維
大豆には不溶性食物繊維がたっぷり含まれます。便のかさを増し、便秘もスッキリ!
大豆の食物繊維は皮の部分に多く含まれています。
③大豆オリゴ糖
腸内の善玉菌のエサになって、腸内環境を整えます。
「大豆をプラス」するときに気をつけたいこと
それでは、どんなふうに大豆を摂り入れるのが良いのでしょうか?
大豆は栄養バランスの良い食材ですが、食べ方によって「効率」が大きく違ってきます。
どうせ食べるなら、効率よくおたすけ成分を摂りたいですよね。
例えば、豆乳や豆腐は作る途中におからを取り除いていています。
このとき、大豆の皮にたくさん含まれる「食物繊維」も取り除かれ、ほとんどなくなってしまいます。
また、納豆は発酵中にオリゴ糖が分解されてなくなってしまいます。
そこでおすすめなのが、「蒸し大豆」。
大豆をまるごと使い、蒸すことで水に溶け出しやすい栄養が失われにくいというメリットがあります。
比較してみると、その差がわかりますね。
【 もっと詳しい栄養成分比較はこちらでチェック! 】
|
蒸し大豆 |
納豆 |
豆乳 |
たんぱく質 |
15.5g |
15.9g |
3.7g |
食物繊維 |
6.7g |
7.1g |
0.1g |
大豆オリゴ糖 |
1.42g |
1.42g |
0.42g |
100gあたりの栄養成分(日本分析センター調べ)
シンプルな味でニオイも気にならないから、ランチのサラダやスープ、パスタに気軽にプラスできるのもGOOD。
ごはんを食べる前におやつ感覚でつまんでおくと、食べ過ぎを防ぐこともできますね。
まとめ
今回は、痩せにくい体についてと、オススメ食材についてお話しました。
自分にあった食材・レシピを見つけて、代謝アップ&腸内環境改善に挑戦してみてくださいね。